バイクロア出展「みよちゃんのシクロクロスはたのしい」編
3月18日(土)、19日(日)に開催されたバイクロアに出展いたしました。
前回はバイクロア出展「バイクロアをあそぼう」編でしたが、 2回目の今回はスタッフ唐見実世子によるシクロクロス教室「みよちゃんのシクロクロスはたのしい」編をお届けします。
前回のブログでもお伝えした通り、初日の18日(土)はあいにくの雨。 事前にお客様からのご予約を承っておりましたがキャンセルになる可能性濃厚な予感…
と思っていましたが、そこはさすがバイクロア! すでに午前中のレースに参加された方や、レースには出ないけれどシクロクロスを楽しんでみたいという方々まで、 なんと7名の方に雨の中ご参加いただくことになりました。本当にありがとうございます!
早速シクロクロス教室の内容に入っていきましょう。 まずはどんな自転車競技でも基本のスラロームからスタートです。 ハンドルを切って曲がるのではなく、体重移動で滑らかに進んでいくのがポイント。
最初はぎこちなくても、何回か走っていくうちに徐々にコツをつかんで滑らかに走れるようになっていきます。
スラロームが出来てきたら、続いては8の字走行です。
旋回させる際にスラロームより角度がキツくなるため難易度が上がります。
ポイントはタイヤのすぐ先を見るのではなく行きたい方向を見ること。 自分の目線が自転車の進む方向になることを意識します。 よく言われることですが実際にやってみると意外と難しいんですよね。
8の字走行に慣れてきたら、3~4人で一緒に走ります。 走る間隔を揃えて前の人と同じラインを走っていきます。
そしていよいよ最終レッスン!THE BASEが作ったお手製ミニコースで実走です。 もちろんコース作成・監修はスタッフ唐見実世子!
木と木の間は根っこが出ていたり、狭くなっています。 さらにヘアピンのようなカーブもあるので直前に練習したスラロームや8の字の成果をこの実走で試していきます。練習と同様に何度も何度も繰り返し走ることで視線や身体の使い方が徐々に身についていきます。
スタッフの目から見ても明らかにシクロクロス教室の始まる前と、終わった後では走りが変わった参加者もいらっしゃいました。 是非ご自身でも安全に速く走れるように今日の練習内容を復習していただけると嬉しいです。
迎えた2日目は晴天!
天気にも恵まれて参加者が増えると思いきや午後の部だけだったこともあり、参加申し込みがありませんでした。 参加者ゼロか…と思っていたら、1日目に参加いただいたお客様がまさかの「リピート参加希望」ということでブースまでお越しいただきました。 「こんな人に教えてもらえる機会なんてなかなか無い。もっといろいろ聞きたい、習得したい」という素晴らしすぎる参加動機!
もともとシクロクロスレースにも出られている方だったので、前日に練習した内容を実践で試しましょう!ということで急遽レースに参戦することになりました。
チームラリーという1チーム最大4名、交代しながら90分間でどれだけ多くの周回を走れるかを競うチーム戦に THE BASEからは赤坂と長野、そしてお客様を含めて3人の即席チームで参戦となりました。
コースは前日の「雨でドロドロ」だった状態と比較すると、やや乾いてきているものの、まだまだ走りやすいとは言えない状況。 うまく轍をトレース出来ないとタイムロスとなっていきます。 また場所によってはまだ滑りやすい状態で、自転車を降りて担ぐほうが早い箇所もあります。
コース途中には木で作られたフライオーバー(登って下るセクション)やシケインといった障害物があるのもシクロクロスレースの楽しいところ。特にこういった見せ場では多くの方が応援してくれます。本当に全然知らない方に応援されるのですが、なぜかそれに応えて頑張ってしまう、という和やかな雰囲気がバイクロアの醍醐味といえるでしょう。
さてレースはというと、シクロクロス教室に参加いただいたお客様がすごく速い方だったこともあり結果は6位!
レースを走ったTHE BASEスタッフもシクロクロス経験は少なく、練習と同様に周回を重ねるごとに徐々にうまく走れるようになっていくのが分かりました。 と同時に「これは楽しいっ!」となりました。是非皆さんも体験してみて下さい!
ということで、みよちゃんのシクロクロス教室についても次回に向けてより良いものになるように現在試行錯誤中です。 次回のバイクロアもしくはTHE BASEでのスクールイベントをお楽しみに。
そして余談ですが、雨に降られまくった18日(土)も長野はレースに参戦していました。 レースは「デニムクラス」という何ともお洒落な名前。 レースに参加する条件は「デニム」を身につけていること。 上下デニムの方からデニムスカートやデニムシャツまで様々なデニムを身にまとっている参加者とともにレース開始です。
雨に降られながらドロドロになる長野がこちら。 楽しそうですが「体感では心拍数180超えてるよ」との本人談。
本気で遊んだ証拠がこちら。