CADEX-カデックス-50ULTRA & 36 プレミアムなカーボンホイールをインプレッション
「CADEXってどうなの?」
これは最近お客様や知り合いから良く聞かれる質問の一つ。
サイクリストが変えたいパーツ筆頭は今も昔も変わらずホイールだと思われるが、ディスクロード比率が高まっている昨今、皆が知りたいのは「どのホイールが良いか」ということ。
一昔前であれば定番ホイールと言えばこれ!みたいなものがあったが、ディスクロードになってからというもの多くの方が正解を探して彷徨ってるのではないだろうか。
軽さ?空力?剛性?価格?それぞれ重要な要素ではあるが総合的に判断して、CADEXはその「正解」の一つだといえると思う。
今回はこれまでにCADEX36、CADEX42、CADEX65を履き、そして現在もCADEX50ULTRAを使用しレースに参戦するなどCADEXを愛してやまないスタッフが改めて36と50ULTRAのインプレッションを行なった。
よく走る。かつ、気持ち良く乗れる。
CADEXホイールの良さを一言で表すと?
「走りと乗り心地を超高次元で両立させていることですね。」
通常は良く走る=硬さを感じたり、ライド後半には脚が残っていなかったりというようなケースが多く、それはつまり「気持ちよく乗れる」とは相反するような部分があるということですが、CADEXに関しては良く走り、もちろん硬さも感じるけれど乗り心地もすごく良いという、本当にそれらのバランスを考えて作られたホイールだと思います。
CADEX36とCADEX50ULTRAの違い、おすすめポイントを教えてください。
結論から言うと、50ULTRAは一本のホイールで国内ロードレースからクリテリウムまでを戦いたいというような実戦的な方に最適と言えます。私も現在はこの50ULTRAを使用しています。
一般的に見てもかなり高価なホイールですので、レースも出るような方が1本を選ぶとしたらこの50ULTRAをオススメします。
リムハイトやスペックからもある程度想像が出来るとは思いますが、50ULTRAはその見た目通り「硬い」ホイールです。
リム ハイトも高く空力はもちろん良いですが、45km/hを超えてからの伸びる感じは思っていたよりも少ない気がします。 とにかく平坦で空力の恩恵を受けたいということであればCADEX65をオススメします。
CADEX36はヒルクライムを頑張りたい方や、ロングライドを快適に走りたい方にオススメです。
50ULTRAと重量差は50g弱ですが、走りにはその差以上の軽快さがありますし、踏んでからの掛かりもCADEX36方が個人的には良く感じます 。
またCADEXに共通するカーボンスポークやフックレスリムに関して、スポークは特別脆いとか振れやすい事も無いですし、使用出来るタイヤも多いのでタイヤの選択で心配されてる方も安心して使えるのはメリットだと思います。
CADEX純正タイヤも使用していましたが、転がりも良く充分走るし不満はありません。フックレスなのに25cが安全に運用できるところはGOODポイントですね。
プレミアムなブランド
CADEXは一つのプレミアムパーツブランドとして認知され始めています。公式SNS等でも積極的に他社ブランドバイクを使ってのアピールも増えていますし、デザイン面でも高級感があります。
「GIANTのパーツでしょ?」との色眼鏡を外して純粋にCADEXブランドとして手にとって頂けると嬉しいです。
CADEX 50 ULTRA DISC TUBELESS
CADEX 36 DISC TUBELESS
リム内幅がワイドな 22.4mm となった 36mm ハイトのフックレスリムを採用したことで、圧倒的な加速力と登坂力、そしてダウンヒルや強い横風など、あらゆるシチュエーションにおいて安定したハンドリング性を発揮します。
重量 (Pair):1302g
¥154,000(税込) – ¥209,000(税込)