営業時間 月~金:12:00~20:00 土日祝:10:00~20:00

日本最大級のグランフォンドイベント「ツール・ド・のと 400」参戦記

今年で35回目を迎える「ツール・ド・のと400」。
そんな伝統ある「ツール・ド・のと400」の魅力に迫るべく
9月16日~18日までの3日間、スタッフ唐見が走ってきました!

今回はゲストライダーということで、参加者の皆さまとの距離感を大切に、たくさんコミュニケーションをとりつつ、安全にゴールまで運ぶお手伝いをするのが私の役割です。

ツール・ド・のと400とは

「ツール・ド・のと400」は、能登半島の振興を目的とし、平成元年(1989年)に第1回大会を開催して以来、今回が第35回大会。 自然景観に恵まれ、起伏に富んだ能登半島の海岸線を3日間で一周するサイクリング大会です。大会名の『ツール・ド・のと400』は総走行距離が400kmを超えることが由来で、全国から多くのサイクリストがこの地に集まります。 あくまでも完走を目指すサイクリング大会ですが、3日間とも「出走制限時間制」が設けられ、設定時間内での走行が求められています。

スタート前はサポートライダーが集合し、ミーティングを行い、コースや危険箇所、注意事項を話し合います。

参加者の人数は3日間で延べ約700名。

コースプロフィール

主に海岸線を走るのですが小刻みなアップダウン、時折現れる峠、日本海から吹く強い風など難所がたくさんあり、参加者の脚を削ります。
それらに加え今年の「ツール・ド・のと」最大の敵は暑さでした。例年以上の残暑が私たちの体力を容赦なく奪い、完走への難易度が高い大会になりました。そんな中チャンピオンコースのサポートをした私は手元のサイクルコンピューターでの計測によると、3日間で405.4㎞、獲得標高4008mというアクティビティをこなすことになりました。

攻略ポイント

コース上に散りばめられているチェックポイントや昼食会場では、冷たいドリンクや地元名産品を頂く事ができますが、暑さ対策として私はそれ以外にもコンビニエンスストアや自動販売機でスポーツドリンクを購入して水分を多めに補給して対策しました。またたくさんの参加者と励ましあいながら、トレインを組みながら、景色を楽しみながら、協力し合あう事で気持ちを切らす事なく楽しみながらゴールを目指す事ができました。
最も大切な事は参加者の皆さまがそれぞれの体力に合うペースで進んでいく事でした。

大会初日は「なぎさドライブウェイ」という砂浜のドライブウェイを通ります。
水内際スレスレを自転車で走るその気持ち良さは何事にも代えられません。

大会2日目は白米千枚田、見附島、塩田など数々のスポットを駆け抜けます。

最終日は突然の豪雨に見舞われつつ海岸沿いを進み、富山県を経由してゴールの金沢市を目指します。

最大の魅力は絶景と大会の一体感

「ツール・ドのと」の最大の魅力は何といっても自然豊かな絶景です。
とても厳しいコース設定ではありましたが、能登の絶景が疲れを吹き飛ばしてくれました。
そして参加者とサポートスタッフが一体となり、また沿道からの温かい応援の後押しによって元気をもらい笑顔でのゴールとなりました。
ゲストライダーやサポートライダー、参加者それぞれの距離が近く、一体感があるのも魅力の一つでした。また来年も会いましょう!と互いの健闘を称えつつ、再会を誓う姿に大会の魅力の全てが込められていました。

見事完走された参加者の皆さんには各ステージ毎に巨大ガチャを引いて豪華景品をゲットするチャンスもあります。

参加クラスは3日間かけて能登半島を1周するチャンピオンコースの他に、一日コースや初日の昼食会場をゴールとするハーフコースもあります。
経験や脚力などでコースを選ぶのも良いですし、1日は能登観光、1日は大会参加というように観光とセットで参加することも可能ですね。

是非来年、能登路を満喫してみてはいかがでしょうか?