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サドルの選び方に迷った時に試したい。ショートノーズサドルのセライタリア SLR BOOST

こんにちは。THE BASEスタッフ唐見です。

突然ですが皆さん、サドル選びに苦労したことありませんか?

サドル沼にはまってしまって、サドルの事を考えたら夜も眠れないって方、いらっしゃいませんか?
ということで今回はイタリアの老舗ブランド、セライタリアの「SLR」というサドルをご紹介します。

  1. セライタリア SLRとは?
  2. ショートノーズサドルの特徴
  3. 前乗りポジションの必要性
  4. SLR BOOST の特徴

【セライタリア SLRとは?】

ところで皆さん、セライタリアSLRのこの「SLR」。この名前の意味をご存じでしょうか?

答えはコチラ→Super Light Racingという単純明快な名前でした。敢えて覚える必要も無さそうですね。。。

余談ですが、
それぞれ正式名称や意味は異なりますが、自転車関連商品にはこのSLRという言葉が使われることが多いと思います。
パーツの構造名称や自転車の名前にもよく使われていますね。

さて話をセライタリアのSLRに戻しましょう。

このサドルのメリットは、まずは何といっても軽量(カーボンレールだと131g)であることです。
そのためダンシングの際に自転車を振りやすくなります。
また他のサドルに比べてレールから座面までの距離が短いためにシートピラーをたくさん出せるという魔法のような⁈サドルですので、見た目重視な人にはおすすめ。
また座面が薄めで硬くて痛そうだけど、サドル自体がしなるので、実際はそれほど痛くはありません。

さらに一般的に骨盤の傾き(骨盤が前傾しているか、後傾しているか)によって、選ぶサドルの形状が異なるのですが、その点SLRは骨盤の前傾、後傾に関係なく、万人受けする、定番かつ王道的なサドルといえます。

私の場合は骨盤が前傾していて、座る位置を変えながら走るタイプなのですが、SLRは長年使用していても全く問題は感じられず、私にとっては「使いやすいサドル」です。

【ショートノーズサドルの特徴】

ショートノーズサドルは通常のサドルの先端がバサッ!と切られたような見た目が特徴です。

一般的にショートノーズになると先端部分がノーマルサドルに比べて30㎜程度短くなるので、サドルの座面の自由度が減る事になります。
SLRは「座る位置を固定して乗るタイプ」にも「座る位置を前後にずらすタイプ」のライダーにも対応できるサドルですが、SLR BOOSTも他のショートノーズサドルと同様な傾向が見られ、お尻がホールドされてサドルの位置を固定させるタイプのサドルです。

【前乗りポジションの必要性】

ショートノーズサドルが出始めたのは2015年くらいからでしょうか。
今は当たり前になってきたこのタイプのサドルも歴史はまだまだ浅いと言えます。
ロードバイクの進化に伴い、サドル位置も変化してきており、さらに座面もパワーが出しやすいピンポイントに座るタイプが多く流通されるようになってきていると思います。パワーの出し方も以前と異なり、ペダルに体重を乗せやすく、パワーを出しやすくするために、適度な前乗りにする傾向があります。

【SLR BOOST の特徴】

個人的な話をするとサドルの取り付けは、ノーマルタイプのSLRは水平にセッティングしておりましたが、SLR BOOSTに変えてからはやや前下がりにセッティングするようにして、座る位置を固定するようになりました。
SLR BOOSTはノーマルのSLRに比べると2.5mm先端が短くなっておりますが、それでも他のメーカーのショートノーズサドルに比べると、まだ少し鼻の部分が長めなので、サドルの先端にちょこっと座る時も多々あり、そういう面では私にとっては使いやすいサドルです。いずれにせよ、サドル取り付け位置に関して、以前のノーマルタイプのSLRに比べるとポジション出しがシビアになった印象はあります。

実際、ノーマルのSLRよりも座面のカーブがきつくなり、座る位置を固定するようなタイプのサドルに変化しています。
そしてやはり、突出するのはその軽さ。SLR BOOST キットカルボニオ スーパーフロー Sサイズの場合重量は122g。サドル選びで悩んだ時に是非試してもらいたいサドルの一つだと言えます。

【写真の商品】
Selle italia
SLR BOOST TM SUPERFLOW Manganese Tube Rail
[S]サイズ:130×248mm 重量:208g
価格:¥19,400(税抜) ¥21,340(税込)

 

THE BASEではセライタリア SLR BOOSTの他にもたくさんのサドルを取り揃えております。
実際に手に取って、そのサドルの良さや特徴をお確かめください。

皆様のお越しをお待ちしております。