ヒルクライム徹底攻略2025 Vol.2開催しました!

日本で有名な大きなヒルクライムの大会と言えば、その筆頭に上がるのが「Mt.富士ヒルクライム」。
今年は去年よりもさらに募集定員に達するのが速かったようで、聞くところによると2、3時間で定員に達したとのこと。最近ではエントリーそのもののハードルが上がっており「エントリー峠」などと言われているようですね。
今回開催したイベント参加者の多くの方もこの大会にエントリーしたようで、話を聞くと皆さま無事エントリー出来たようで良かったです。
THE BASEでは、2月23日(日)に『ヒルクライム徹底攻略 2025 Vol.2』を開催いたしました。
このイベントの対象者は
・ヒルクライム大会で目標達成を目指したい方
・今年初めてヒルクライム大会に参加しようと考えている方
つまり、「ヒルクライムに挑戦してみたいけど、何からやったら良いかよく分からない!」
という方向けのイベントで、今回は総勢13名の方々にご参加いただきました。ご参加いただきありがとうございます!
今回の「ヒルクライム徹底攻略2025 Vol.2」では
①体重管理
②機材
③身体のメンテナンス
の3つの内容について講義を行いました。
①体重管理について
目標タイム達成のための努力で、いちばん苦しいのは体重管理なのではないか?…と思っているのはTHE BASEスタッフだけでしょうか。
ヒルクライムにおいて体重が軽いということは目標タイム達成の必須条件と言っても過言ではありません。
まずは午前中は減量することで得られるメリットや、体重を減らすための根本的な原理、『PFCバランス』などについて解説を行いました。その後のお昼休憩では各自お昼ご飯を自由に食べていただきます。
午後の部のスタートは、昼食で食べた食事のPFCバランスを調べるところから始めます。
皆さまに食事内容とPFCバランスについて発表していただくと、意外とカロリーが高かったり、脂質が多すぎたりする方もいれば、非常にバランスの良い食事をしている方もいらっしゃいました。参加者全員でお互いの意見を聞きながら一緒に学ぶことで楽しく理解できる時間となりました。
また「どうしても甘いものが食べたくなった時に選ぶとしたらこんなものが良いよ」といった内容や、「ライド中の補給についての考え方」というようなアドバイスもお伝えしました。
目標達成に向けて食事の選び方も工夫していきましょう!
②機材について
ヒルクライムにおいて、自分の軽量化が大事というのが午前中の内容でしたが、軽くできるものは自分以外にもあります。それが機材です。
自転車を丸ごと変えるのは、昨今の物価高騰という実情を考えると簡単なことではありません。そこで、コストパフォーマンスを考えた際に、どのような部品や用品を変えると効果的なのかを解説しました。
ホイールから始まり、タイヤやサドル、コンポーネントなど、参加者が気になっているパーツを紹介しながら、実際に手に取ってもらい、その軽さも体感していただきました。
③身体のメンテナンスについて
今回の「ヒルクライム徹底攻略 2025 Vol.2」イベントの中で、参加者の8割が最も楽しみにしていたのが、この「身体のメンテナンスについて」でした。
いくら頑張って練習をしても、ケガをしてしまったり疲労が蓄積されたままでは十分なトレーニング効果が得られません。
そこで今回、身体のメンテナンスとしてお伝えしたのがイナーメのオイルやマッサージ用品を使用したメンテナンス方法です。
・スポーツアロマによるリカバリー方法
・マッサージスティックとマッサージボールの活用法
について、どちらも実際に使用をしてもらいながら効果を体感していただきました。
スポーツアロマによるリカバリー方法
今回参加者に試してもらったのは、リカバリーオイル「ピンク」。
イナーメオイルは含まれている成分が筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することで、疲れを取るのに非常に効果的です。また、抗炎症作用があるため、運動後のケアにも最適です。
参加者からも「香りも良く、リラックス効果をすぐに感じることができた。」「オイルの伸びが良く、塗った後もべたつかず、使いやすい。」と好評。
マッサージスティックとヘビーマッサージボールの活用法
まず、2人1組になって交互にストレッチを行い、身体をほぐすことで可動域が上がる感覚を体験してもらいました。
このようなストレッチの効果を1人で実践するために必要なのが、マッサージスティックとヘビーマッサージボールです。フォームローラーでのストレッチは経験のある方も多いかもしれませんが、ヘビーマッサージボールはピンポイントで効かせることが出来るのが特徴的。自転車に乗る際に重要な腸腰筋や殿筋をしっかりほぐすのに最適です。
ヘビーマッサージボールは自重を使って、マッサージスティックは自身で加減しながら筋肉をほぐします。どちらのツールも、適切な固さと重さが計算されており、自分ではほぐしにくい部分にも効率的にアプローチできるのがおすすめポイント。参加者はその効果を実際に体感し、自分の身体の硬さやほぐしやすさに驚きの声が上がっていました。
ヒルクライムで目標タイムを達成するためには、ただ闇雲にトレーニングを重ねるのではなく、①体重管理、②機材の軽量化、③身体のメンテナンスについて理解し、効果的に行うことが重要です。
ご参加いただいた皆さまには、今回学んだ内容を思い出しながら実践していただきたいと思います。
さて、次回「ヒルクライム徹底攻略 2025 Vol.3」は実際の走行練習を行います。
今までに行ったVol.1とVol.2の内容を引き続き実践していきましょう!