「もっと!charimeshi」&峠道2024完遂インタビュー実施しました!
2024年にTHE BASEで開催したスタンプラリー形式のイベント「峠道2024」。この峠道2024で定められた30個の峠を全て走破した者だけが参加できる特別なライドイベントが今回実施した『もっと!charimeshi』です。
峠道2024ですべての峠を走破した方への特典は『峠道ZERO』と今回開催した『もっと!charimeshi』の2つの特別ライドイベントへのご招待でした。
30個すべての峠を走破した方は数名いらっしゃるのですが、ほとんどの方は『峠道ZERO』への参加希望だったため、『もっと!charimeshi』への参加を希望したお客様は1名様のみ。
この方は昔からTHE BASEを利用してくださっている常連のお客様。消耗品の交換はもちろん、コンポーネントをDi2に変更したり、オリジナルデザインでビッグプーリーをオーダーしてくださったり。自転車愛が止まらずにグラベルバイクも当店にてご購入していただきました!
さらに!走行距離は年間25,000km前後という、とにかく自転車が大好きなお客様なのです。
いつだって笑いながら走っているのが本当に印象的です。
「もっと!charimeshi」-絶景と食-
「もっと!charimeshi」を開催するにあたり、当初はとびっきり美味しい食事を食べに行こうと考えていたのですが、お客様に何かご要望があるか尋ねたところ「大好きなコースと大好きなお店がある!」とのことでしたので、お客様と相談の上、今回はそのコースをTHE BASEスタッフが全力アテンドすることになりました。
お客様からいただいたルートは、国道などのいわゆる大通りではなく、脇道をつないで作られていました。
登りが苦手なスタッフからすると「とにかく寄り道して坂や峠をわざわざ巻き込んでいくルート(誉め言葉です)」です。
距離はそれほど長くはないものの、とにかく登りが多い!
でもその分、見える景色もとにかく綺麗なのがこのルートの良いところでした。
charimeshiのメインテーマである「食」に関してはお客様馴染みのたい焼き屋さんから始まり、
いちばん好きな定食屋さんでランチタイム。
最後はシュークリーム屋さんにも寄って
お腹と心を満たしました。
向きが重要
THE BASEのイベントでグループライドをするようになるのと同時に
自転車仲間もどんどん増えていったお客様。
お気に入りのパンダの顔の向きも自転車仲間から指摘されてしまうのでしっかりと整えます。
実は今回の「もっと!charimeshi」、他の参加者もおらず、THE BASEスタッフだけとのライドイベントになるため、我々スタッフも「物足りないかな?」と不安に思っていましたが、『私一人のためにスタッフさんがアテンドしてくれるなんて贅沢すぎる!!』と喜んでいただけたのがなにより嬉しかったです。
峠道2024についてインタビュー
実は「峠道2024」全ての峠を自走で走破したのはこのお客様ただ一人でした。
峠の中には静岡県や山梨県など、自走で往復するとなるとかなりの距離になる峠も少なくないため、遠方の峠については車や輪行で近くまで行き、それから峠に挑戦するという方が多かったのです。そんな中、全ての峠を自走で制覇したお客様に「峠道2024」に参加してみての感想を聞いてみました。
スタッフ)峠道2024を完遂してみての感想を教えてください。
お客様)楽しかったよ~!行ったことのない峠にも行けたし!
スタッフ)どこに行ったことがなかったの?
お客様)熱海梅ラインと十国峠と笹子峠
スタッフ)どこが一番好きな峠だった?
お客様)相模野カントリー!つらたの苦しい!!1番初めに行ったよ!あと笹子峠も良かった~!柳沢峠の帰りに反対側から笹子峠登ったの。そっから帰ればええやんと思って!こっちからも登れるし、こっちからも登れるし、二度楽しめるの!甲府って!!
スタッフ)ちょっと途中から何言ってるのか分かりませんでしたが、とにかく登るのが好きなんだね?
お客様)だって眠くならないもん。距離を走るより登ってた方が楽しいよ!
スタッフ)逆にもう行きたくない所はある?
お客様)それはやっぱりあざみ(ライン)でしょー!!断トツでもう行きたくない!(笑)
去年かな?初めて行ったの。それでもう二度とここには来ないぞ!と思って。
そう思ってたのに、この峠道2024の中に入ってて。(笑)
スタッフ)(笑)和田峠も嫌いって言ってたもんね?
お客様)そう!どうやって回避しようかなっていつも考えてる。(笑)
スタッフ)ちなみにどの段階で峠道2024をクリアできる!って思ったの?
お客様)あざみ。(笑)あざみが終わって、和田峠が終わった時点で「あれ、これもう行けるじゃん!」って。そう思ってたのに梅ライン行ったら、なんじゃこれ!?ってなって。熱海の梅ラインは事前予告しててほしかったよ。
スタッフ)事前予告?なんて?(笑)
お客様)ちょっと辛いですよって。(笑)でも自転車に目覚めて良かったよ~!めちゃくちゃ楽しい!
スタッフ)本当に年間を通してものすごい量を走ってるけど、走ってるときって何考えてるの?
お客様)何食べようかなあ~?
スタッフ)峠道2024の時は?
お客様)峠道はどのルートで行って、あそこ(の峠)とあそこ(の峠)を繋げていこうかぁ、とかを走りながらずっと考えてる。本当はこっちに行こうと思ってたけど、こっちの道が気になるからこう行ってあれ食べようかなとか。
スタッフ)元から道に詳しかったの?
お客様)詳しくないよ。いろんな人と走ると本当にいろんな道を走るから、行ったことのない道をたくさん走ったよ。
ひとりで走るときは迷子になりながら道を探してる。
スタッフ)それは道に詳しくなるね。(笑)
あざみがなければ…
スタッフ)行ってみたい峠はある?
お客様)渋峠!!
スタッフ)行ったことないんだ!?
お客様)ないの!雪と私のタイミングが合わないの!お店のライドで行かないの?
スタッフ)みんな綺麗って言うから行きたいよね~。来年も「峠道2025」を開催するって言ったら参加する?
お客様)します!あざみ(ライン)がなければ…。(笑)
スタッフ)あざみがあったら??(笑)
お客様)うーん、考えるかなあ。(笑)
ひとことメッセージ
スタッフ)最後に。来年参加するという人へ「ひとことメッセージ」をお願いします。
お客様)クリアするっていうよりも峠を楽しめたら良いなあと思います。
こんな峠があったんだ!行ってみよう!でも良いし。
知らなかった峠を走るのって楽しいです。
スタッフ)お!ディフェンディングチャンピオンっぽい!(笑)
お客様)来年の峠は私が考えます!(笑)
スタッフ)それだとお客様が行きたい峠ばっかりになってしまうので、我々が考えます!(笑)
インタビューお答えいただきありがとうございました!
THE BASEでは現在「峠道2025」の実施を計画中です。
今年参加された方も、そうでない方も来年の開催をぜひ楽しみにお待ちくださいませ!